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つわりと味覚の変化  

7/21のベイプレス(清水区のフリーペーパー)でプロに聞きいてみたい素朴な疑問という企画に記事を書かせていただきました。その題は『どうして妊娠すると嫌いなものが食べれるようになるのですか?』というものでした。
字数の関係で詳しく書けなかったので補足したいと思います。

皆さんは自己治癒力という言葉をご存知ですか?本来人は自分の身体をコントロールして正常に保とうと働きます。例えば、身体にばい菌が入ってくれば炎症を起こし熱を上げて排除したり、下痢やおう吐をし排泄します。
妊娠するとつわりが起こりますが、その程度は様々です。つわりで吐くことは排泄の1つと考えられます。赤ちゃんが育つ胎内環境を良くするために母体が溜め込んだ不要なもの(過剰な栄養・薬、ストレスなど)を外へ出そうとしているのです。溜め込んだものが多ければそれだけ排泄も大変になりますね。
それとは反対に必要なものは取り込もうとします。今まで食べなかったものを食べたくなるのも、身体が本能的に不足しているものを欲しているからではないでしょうか?
つわりも味覚の変化も赤ちゃんが元気に育つ環境を作るための転機と考え、身体の反応を素直に受け止めてみてはいかがでしょうか?
とはいえ、つわりは辛いものですよね。身体に不要なものを溜めなすぎない生活が大切ですね。普段からストレスを溜めない生活を心掛けるとともに身体を整え、薬やサプリメントなどに頼りすぎなくてもよい健康な身体を維持していきましょう。