2012年10月23日

子供虐待

今日また悲しい事件のニュースを見ました。
若いママが、泣きやまないわが子を殴って殺してしまったそうです。
ニュースでは虐待されている子供の保護について論議していました。確かに虐待を受けている子供を保護し安全を確保することも大事だと思いますが、それだけでしょうか?
どんな妊娠・出産を経験した母親でもわが子を初めて抱いた時いとおしく感じない方はいるのでしょうか?そんな母親がわが子を虐待する・・・その理由には育てにくさや閉鎖的な子育ての環境があるのではないかと思います。
核家族化やシングルマザーが増え、ひとりで孤独な子育てをしているママ。唯一の癒しであるわが子が育てにくい、一生懸命お世話しても泣きやまない、周囲には駄目な親に見られる恐怖
精神的に追い詰められてもおかしくないですよね。そこにきて世間は危険な親から子供を切り離そうとする。
疲労しきった親から子供を預かり、休息を与えることも大切だと思います。ですが、世間はそう見てくれるのでしょうか?危険な親から子供を隔離し「これで安全、あ~良かった」で終わってないですか?
本当に虐待を減らしていきたいのなら、その根本にある問題に目を向けるべきではないでしょうか?
今、母子フィジカルサポート研究会では「生まれる前からの子育て」を大事にしています。
それは、妊娠期のママの身体の緩みや歪みが赤ちゃんの育てにくさの原因ではないかと考えているからです。妊娠期に辛い思いをしたり、難産だったケースに育てにくい赤ちゃんが多く、同じママから生まれた赤ちゃんでも妊娠・出産がスムーズだった子は育てやすいと感じることが多いからです。
虐待を防ぐにはまず、整った身体で妊娠期を楽に過ごすこと、難産にならない身体作りをしていくことから始める必要があると感じます。それによりよく笑う育てやすい赤ちゃんが生まれればママに赤ちゃんを叩きたくなるような衝動は起こらないのではないでしょうか?

まま&べびぃ すこやかサロンノアでは、育てやすい赤ちゃんを産むための身体づくりのお手伝いから、育てにくさを感じる赤ちゃんのケアや育児のアドバイスなどを行なっています。
もし今、悩んでいるのなら勇気を出して一歩踏み出してみませんか?あなたとあなたの愛しい赤ちゃんの明るい未来をサポート出来るかもしれません。

母子フィジカルサポート研究会で学んでいる助産師は全国にいます。ひとりで悩まず、まずはご相談下さい。